1966年(46年前)札幌ではじめて発見されたエゾヤマザクラだけに発生する病害で、当初サクラの奇病といわれていました。現在シュードモナス菌という細菌(バクテリア)が感染源とわかり、道内に被害が拡大していると思われます。感染地域の特定や他の桜品種に感染するものなのか等、最も注目されている病害です。幹枝に発生するサクラこぶ病はだれの目にもあきらかなのですが(冬の落葉期)、正常な花芽もついているため、こぶにまじって開花もします。又、開葉期には葉にかくれてサクラこぶ病が目立たなくなり、被害木が見過ごされるようです。