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6. モンクロシャチホコ
若齢幼虫
終齢幼虫
本州ソメイヨシノの食葉性害虫として8月暑い時期に幼虫が大発生し、葉を食べつくしてしまいます。道内ではエゾヤマザクラ、サトザクラ関山に多く発生します。若齢幼虫は赤茶色で終齢になると黄黒色で長い毛をまとい、近づくと尾を立ち上げ威嚇するため「しりあげむし」とも呼ばれます。毒はないものの食葉の糞を大量に落下させ地面を厚くおおうこともあり、大変不快な害虫です。