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GREENCONSULTANT
グリーンコンサルタント 緑の総合研究所
樹木医 金田正弘
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枝切り、施肥作業関山の開花と親子岩
「さまに桜守の会」観音山桜並木復活の取り組み
2013年3月「さまに桜守の会」が発足しました。様似町有志の方々の参加で、桜の勉強会、そして6月、9月、2回の手入れを行いました。観音山に至る道路沿いに、19年前に植えたサトザクラ関山があり手入れされていなかったようです。様似町有志の人達による、並木復活に向けた取り組みが始まりました。また、枯死した場所に、サトザクラ苗木を植栽し今後も継続した管理を行う予定です。桜研究家の立場から応援しています。
女性会の植樹祭エゾシカよけ柵の設置
浦河町西舎優駿ビレッジアエル敷地内にサトザクラの関山(かんざん)、思川(おもいかわ)の苗木20本を記念植樹しました。女性会では今後の手入れもしたいと成長を見守る考えです。当初業者から桜を買入する予定でしたが、指導を頼まれたついでにポット養成した桜苗木を提供することになりました。
除草及び施肥3年経過の思川(おもいかわ)
植栽3年後の思川、関山手入れに、女性会の皆さんがやってきました。根の周りの除草、施肥作業も3年目で、なれたものです。成長の遅れた桜もありまますが、思川は、3メートル程になっています。
浦河町内の小学生参加
浦河町優駿の里公園入口緑地で、町内の小学生と関係者が集まり第1回緑の学校植樹祭を実施しました。通常大人がすべて準備し、短時間で形だけの植樹祭が終わるものです。一部分ですが、土作り、桜のポット苗、タネの植付け、スイセンの球根植え、シカよけ柵のクイ打ち等2時間に及ぶ学校授業でした。主催の西舎建設会社手塚組、協賛の浦河町、パシフィックコンサルタント、日高振興局の協力のおかげです。次回第2回目が楽しみです。
浦河町内の小学生により桜苗木サトザクラの楊貴妃、紅時雨、紅華12本を植えました。土いじりに大はしゃぎでした。昨年に続き2回目の子供がいて、もう慣れたものです。
西舎百年桜のタネをまきました(手前は昨年植えた苗、シカ避けにネットを張る))。この後雨が強く降り出し、後の予定していた学習は残念ながら中止です。
植樹祭を終えて昼食(緑の学校弁当)をもらう子供達
開始から、あいにく雨の空模様でしたが、昨年に続きたくさんの町内小学生、父母が集まってくれました。昨年から植えてもらった桜苗木は合計22本になり、新しい桜名所作りの一翼をになう植樹祭となりました。関係者の皆さん本当にありがとうございました。 いろいろとアイディアを出してもらい、来年も3回目をやるぞ!意気込みは盛んです。
苗木の植樹シカよけネット設置草とり追肥作業治療を体験
3年間で植樹した桜の苗木は30本になりました。最初に植えた桜は3m程に成長しています。父母の皆さんも手伝って、シカよけネット設置や桜の治療も体験できました。3年続けて参加してくれた女の子が4人いて、皆勤賞をあげることになりました。この子達は6年生で、来春卒業です。緑の学校授業も3年節目になり、卒業することになりました。ただ、低学年の子供達も参加していますので、形を変え「緑の環境授業」を考えようと思っています。全員で記念撮影
失われた熱帯雨林再生の第1人者、宮脇昭横浜国立大学名誉教授指導による、苫小牧市内工場構内防潮堤作りの植樹祭に参加しました。トレードマークの麦わら帽子の宮脇先生は80歳を越しています。前日の講演会、当日の植樹祭と大変元気でした。道内各地のイオン建物周辺緑地も手がけ「宮脇方式」の植樹祭が確立しています。
三五北海道構内の植樹祭は10年で周辺に防潮林を作る計画で、今回は第1回目です。多くの市民が参加しました。道内産ポット苗のミズナラ、イタヤカエデ、アオダモ等の植え付け状況です。
盛土の中に木片や石(瓦礫)等を入れ、肥えた土を客土する工法は、植樹地の地ごしらえとしては特殊な方法です。東日本大震災跡地の緑化にも導入され、注目されているようです。 多くのポット苗を植付け、稲ワラでマルチング(乾燥防止)、ナワで飛ばされないようにおさえています。
完成の全景(20012年5月19日)
落葉高木の苗を中心にたくさん植付け、縁には低木類を配置しています。植栽後、競争するように伸ばし、弱いものは自然淘汰にまかせる方法のようです。植付け後、アトラクション、皆で昼食等これも植樹祭の内容で、多くの人が参加し、最後まで盛り上がっていました。来年もやるそうです。